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学習の土台はコレ! SELとPBIS 

更新日:2 日前



ぷれしゃす可部 まるわかりガイド

ぷれしゃす可部がUDL(学びのユニバーサルデザイン)を用いて、学習支援をしていることは、いろいろなところでお話ししているので、ご存じの方も多いでしょう。 ※ぷれしゃす可部のUDLとは?

さらに、ぷれしゃす可部には、2つの土台となる考え方があります。


その2つの土台とは、


「SEL」と「PBIS」


それぞれ、簡単にご説明しましょう。


土台★その1

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 SEL

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Social and Emotional Learning

社会性と情動の学習


簡単に言うと・・・

「自分の気持ちを理解したり、ほかの人とうまく関わったりする力」を育てるための学びのことです。


SELを学ぶと、次のような力が身につきます。

1.自分の気持ちや考えが分かる力

2.気持ちや行動をコントロールする力

3.相手の気持ちや立場を理解する力

4.他人とうまく付き合ったり、協力したりする力

5.よく考えて問題を解決をする力



この力を学習の場面にあてはめてみると、こうなります

 ▽ ▽ ▽

たとえば、こんな時!


1.「宿題したくないな。体育があったから疲れてイライラするのかな。」と自分で気づく


2.「お菓子を食べて10分休憩してからやろう」と自分なりに落ち着く工夫をして気持ちを切り替え、宿題に取り掛かった


5.分からない問題があったので、教科書を見直して考えた。それでもわからなかったので、お母さんに教えてもらった(問題解決の方法を自分で見つけた)


こうして、「やりたくなかった宿題ができようになる」までの小さなステップをひとつずつクリアできるようになります。




土台★その2

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 PBIS

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Positive Behvioral Interventions and Supports

積極的行動介入と支援


簡単に言うと…

「ほめて伸ばす」ことで子どものよい行動を増やす取り組み。安心して学べる環境を作るサポートの仕方のひとつです。


具体的には、

1.ルールをわかりやすく伝える

2.よい行動を見つけたら、その場で具体的にほめる

3.問題があるときは、なにに困っているのか子どもが自分で考え、自分に合った解決ができるよう、支援する


学習に当てはめてみると

 ▽ ▽ ▽


1.「宿題ができたら、シールを貼るよ」

たまったらご褒美がもらえるシステムを用意し、事前に約束する


2.「3日続いているね、すごいね!」と、続いていることをほめる


3.宿題がやれなかった場合

 ①やらない理由を聞く

 →理由によってサポートの仕方を変える

 ②どうやったらできるかを子どもと一緒に考え「やればできる体験」をつくる

 →できたらしっかりほめる、シールを貼る

 


*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。


上記は「宿題」を例にとりげましたが、

この土台をしっかりと身につけることで、

子どもたちは、自分自身で学ぶ力を身につけていきます。


もちろん、一朝一夕に身につくものではありません。

しかし、着実に成長していく子どもたちの姿を目の当たりにし、私たちは自信をもって「ぷれしゃす可部」での学びをおすすめします。


また、保護者のみなさんにとっても、ご家庭でも役に立つ子育てのスキルです。


「うちの子が変わる!学習法の秘密」と題した冊子から、こちらに来てくださった方もいらっしゃるでしょう。(まだお読みでない方は、公式Lineのお友だち追加でご覧いただけます)


▼UDLについては、コチラのブログ記事でご説明していますので、ぜひお読みください。


さらに詳しいことをお知りになりたい方は、ぜひお気軽にご見学においでください。





  

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