学習の土台はコレ! SELとPBIS
- flapkoyo
- 5 日前
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更新日:2 日前

ぷれしゃす可部がUDL(学びのユニバーサルデザイン)を用いて、学習支援をしていることは、いろいろなところでお話ししているので、ご存じの方も多いでしょう。 ※ぷれしゃす可部のUDLとは?
さらに、ぷれしゃす可部には、2つの土台となる考え方があります。
その2つの土台とは、
「SEL」と「PBIS」
それぞれ、簡単にご説明しましょう。
土台★その1
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SEL
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Social and Emotional Learning
社会性と情動の学習
簡単に言うと・・・
「自分の気持ちを理解したり、ほかの人とうまく関わったりする力」を育てるための学びのことです。
SELを学ぶと、次のような力が身につきます。
1.自分の気持ちや考えが分かる力
2.気持ちや行動をコントロールする力
3.相手の気持ちや立場を理解する力
4.他人とうまく付き合ったり、協力したりする力
5.よく考えて問題を解決をする力
この力を学習の場面にあてはめてみると、こうなります
▽ ▽ ▽
たとえば、こんな時!
1.「宿題したくないな。体育があったから疲れてイライラするのかな。」と自分で気づく
2.「お菓子を食べて10分休憩してからやろう」と自分なりに落ち着く工夫をして気持ちを切り替え、宿題に取り掛かった
5.分からない問題があったので、教科書を見直して考えた。それでもわからなかったので、お母さんに教えてもらった(問題解決の方法を自分で見つけた)
こうして、「やりたくなかった宿題ができようになる」までの小さなステップをひとつずつクリアできるようになります。
土台★その2
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PBIS
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Positive Behvioral Interventions and Supports
積極的行動介入と支援
簡単に言うと…
「ほめて伸ばす」ことで子どものよい行動を増やす取り組み。安心して学べる環境を作るサポートの仕方のひとつです。
具体的には、
1.ルールをわかりやすく伝える
2.よい行動を見つけたら、その場で具体的にほめる
3.問題があるときは、なにに困っているのか子どもが自分で考え、自分に合った解決ができるよう、支援する
学習に当てはめてみると
▽ ▽ ▽
1.「宿題ができたら、シールを貼るよ」
たまったらご褒美がもらえるシステムを用意し、事前に約束する
2.「3日続いているね、すごいね!」と、続いていることをほめる
3.宿題がやれなかった場合
①やらない理由を聞く
→理由によってサポートの仕方を変える
②どうやったらできるかを子どもと一緒に考え「やればできる体験」をつくる
→できたらしっかりほめる、シールを貼る
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上記は「宿題」を例にとりげましたが、
この土台をしっかりと身につけることで、
子どもたちは、自分自身で学ぶ力を身につけていきます。
もちろん、一朝一夕に身につくものではありません。
しかし、着実に成長していく子どもたちの姿を目の当たりにし、私たちは自信をもって「ぷれしゃす可部」での学びをおすすめします。
また、保護者のみなさんにとっても、ご家庭でも役に立つ子育てのスキルです。
「うちの子が変わる!学習法の秘密」と題した冊子から、こちらに来てくださった方もいらっしゃるでしょう。(まだお読みでない方は、公式Lineのお友だち追加でご覧いただけます)
▼UDLについては、コチラのブログ記事でご説明していますので、ぜひお読みください。
さらに詳しいことをお知りになりたい方は、ぜひお気軽にご見学においでください。